クーポン配布はLINEとTwitterのどっちがいいの? 料金、拡散力、開封率を徹底比較
こんにちは、PARKLoT(パークロット)マーケティング担当の島田旬子です!
今回はLINEとTwitterのクーポン機能について、徹底比較したいと思います。
既存顧客への販促には有効なLINE、しかし・・・
LINEは国内ユーザー数No.1を誇るSNSであり、毎日利用しているアクティブユーザーが80%を超えるといわれています。ユーザーは店舗やブランドのLINE公式アカウントを「友だち追加」することでクーポンを獲得できます。
店舗側は低コストでクーポンを配布することが可能(1,000通まで無料※など)。顧客データを分析する機能も付いているので、とても使いやすいサービスです。※無料メッセージ通数(クーポン以外のメッセージを含む)
新規客層へ届けるなら、Twitterでのクーポン配布がおすすめ
しかし、「情報の拡散力」や「クーポン設定の自由度」について見てみると、Twitterでクーポンを配布する方が断然有利です。
Twitterでのクーポン配布について知らない方のために、その理由についても解説していきます。
この記事は次のような人にオススメです!
- LINEやTwitterでクーポン配布しようと思っている
- 紙でのクーポン配布に苦労している
- クーポンで新規ユーザーを獲得したい
今回の記事では、LINEとTwitterで配布するクーポンに絞って、メリット・デメリットを解説します。
この記事を読んで、クーポン配布にはLINEとTwitterのどちらが良いのか、選んでいただければと思います。
目次
LINEクーポンの種類は3種類
LINEのクーポンには、①「LINEクーポン」 ②「LINE Payクーポン」 ③ 「店舗の公式LINEアカウントクーポン」の3種類があります。
① LINEクーポン友達追加せずに使えるクーポン
「LINEクーポン」は、LINE自体が配信しているサービスです。ユーザーは店舗を「友だち追加」する必要がありません。LINEユーザーなら誰でも、以下の流れで使うことができます。
LINEアプリを開く→ 「ウォレット」を選択 → 「クーポン」を選択
クーポンの表示画面には、色々なお店のクーポンが一覧で表示されていますが、資金力と知名度のある大手チェーン店が多い印象です。
②LINE PayクーポンはLINE Pay加盟店向けのクーポン
「LINE Payクーポン」は、人気のあるLINE Payの加盟店が配布しているクーポンです。
こちらも、資金力と知名度のある大手チェーン店が多い印象です。
ユーザーは、LINE Payのコード支払いでクーポンを利用できるのはもちろん、オンライン支払いにも使えます。
③中小店舗におすすめなのは、店舗の公式LINEアカウントクーポン
本記事で主に紹介するのは、この「店舗の公式LINEアカウントクーポン」です。
それぞれのお店や企業で、LINE公式アカウントを開設することができます。
現在、飲食・美容・アパレルなど色々な業種で、多くのクーポンが発行されています。
クーポン発行の条件は、ユーザーが店舗を「友だち追加」することです。
「友だち追加」してくれたユーザーへ、クーポンを自動配信できます。
LINEでクーポン配布するメリット
LINEでクーポンを配布するメリットを見ていきましょう。
1. LINEのプラ ットフォームを活用できる
LINEを利用する大きなメリットは、他のSNSに比べて圧倒的にユーザーが多いことです。若い世代だけではなく幅広い年代で利用されており、今までにはないターゲット層への訴求が可能になります。
ただし、これは①「LINEクーポン」について言えることです。
(③「店舗の公式LINEアカウントクーポン」では、情報を一気に拡散させることが難しいです)
2. メルマガに比べて開封率が高い
ユーザーにブロックされない限り、クーポンを100%届けることができます。メルマガの場合は、迷惑メールで弾かれたり、ボックス内で見過ごされてしまうことがよくあります。
LINEの場合は、トークリストに未読メッセージとして表示されるので、開封率が圧倒的に高くなります。メールマガジンに比べて、2〜6倍の開封率を記録したケースも少なくありません。
3. 1,000通までは無料で始めやすい
初期費用が無料で、1,000通までは無料で使えます(無料メッセージ通数)。
LINE公式アカウントの開設後はこの「フリープラン」になるので、クーポンの配布数が多い場合はプランをアップグレードする必要があります。
「ライトプラン」にすると、月額5,000円で15,000通まで配布可能。
「スタンダードプラン」にすれば、月額15,000円で45,000通まで配布できます。
4. 顧客データを集客や販促に使える
LINEの会員登録データを得られるため、今後のマーケティングに活用できます。
LINE公式アカウントには「分析」機能もあるので、とても便利です。
開封率、クーポン ・ショップカードの利用状況、友だち増減数などを確認することが可能です。
LINEでクーポン配布するデメリット
続いて、LINEでクーポンを配布する際のデメリットも見ていきましょう。
1.拡散性が低い
LINEには友だちにクーポンを共有する機能があるものの、Twitterの「リツイート」のように情報を一気に拡散する機能がありません。
また、「友だち追加」してもらわないとクーポンを届けられないため、それ以外のユーザーには基本的には認知されません。
「友だち追加」は店頭のポスターやPOP、HPなどで誘導することが多いようです。「友だち追加」にネガティブなイメージを持つユーザーもいるので、情報拡散には時間がかかるといえるでしょう。
2.ユーザーごとにクーポンの内容を変えられない
クーポンを配布するタイミングは、友達追加時と一斉配信のどちらかです。一度に同じ内容のクーポンしか配布できないので、ユーザーごとに別のクーポンを送ることができません。
例えば「3種類のうち1つを抽選でプレゼント」などは基本的にできません。
3.ITの知識がある程度必要
LINE公式アカウントには、クーポン配布機能の他に、ユーザーとの1対1のチャット機能、ショップカードの発行機能、リサーチ機能、A/Bテストメッセージなど豊富な機能が備わっています。
しかし、ITの知識があまり無い場合、それらを上手く活用することが難しいと考えられます。
クーポン機能だけを利用する場合でも、より良い結果を求めて「分析」することが必要になるため、ある 程度のITリテラシーが必要です。
新規開拓にはTwitterインスタントウィンクーポン配布!
Twitterでのクーポン配布は、主にインスタントウィンの抽選ツールを利用して行われます。
インスタントウィンは、参加者がフォローやリツイートなどの条件を満たすことで、すぐに当選結果が表示される抽選方法です。ユーザーの参加は「フォロー&リツイートのみ」の2ステップで完了するため、参加率が高くなります。
Twitterでのインスタントウィンクーポン配布には、一斉にクーポンを配布するのではなく、「抽選」というワンステップが挟まることが特徴です。
抽選のわくわく感、抽選で当たった貴重さが加わることで、参加者のECサイト訪問・店舗来店・さらにはクーポン利用の購買を促すことができるといわれています。
「せっかく当たったクーポンを使いたい」「どんな商品に使えるのかな、サイトを見てみよう」と、参加者に感じてもらえるのがインスタントウィンクーポン配布なのです。
Twitterでクーポン配布するメリット
Twitterで配布するクーポンには、LINEと比べてどんなメリットがあるのかご紹介します。
1.拡散性があり、新規客層へアプローチできる
クーポン獲得の条件がフォロー&リツイートなので、応募の度に情報が拡散され、広告効果が高まります。
例え企業アカウントのフォロワーになっていなくても、クーポン配布のキャンペーン投稿をタイムライン上で目にするので、多くのユーザーの記憶に残りやすくなります。
2.ユーザーごとにクーポンの種類を変えられる
キャンペーンに合わせて、無料クーポン・割引クーポンなど自由に発行可能です。クーポンの種類や上限枚数は個別に設定できます。
例
① 50%オフクーポン 100名様
② 40%オフクーポン 500名様
③ 30%オフクーポン 1,000名様
④ 20%オフクーポン 3,000名様
⑤ 10%オフクーポン 参加者全員
Twitterでクーポン配布するデメリット
Twitterでクーポンを配布する際には、デメリットもいくつかあるのでご紹介しましょう。
1.通知がオフの場合は情報が流れやすい
DMの通知はオフにされにくいものの、何かの機会に設定をオフにされてしまうと、クーポンに気付かないこともあります。「Twitterの通知をオンにしてください」という注意書きを入れるなど、ユーザーに伝えた方がいいでしょう。
2.ツールの導入が必要
LINEにはクーポン機能が最初から実装されていますが、Twitterには元々その機能がありません。そのため、インスタントウィンツールやクーポン管理ツールなどを導入する必要があります。
他社では月額100万円以上の費用設定も珍しくありませんが、PARKLoTは継続しやすい月額5万円です。
3.配布数に制限がある
DMの送信数は一日1,000件が上限なので、配布できるクーポンの数に限りがあります。
ただし、Twitterと連携したPARKLoTのシステムを使えば回避できます。
【比較一覧】 LINEとTwitterのクーポン配布
最後にLINEクーポンとTwitterクーポンの比較を表でまとめました。
LINEクーポン | Twitterクーポン | |
---|---|---|
拡散性 | △ | ◎ |
開封率 | ◎ | 〇 |
顧客データの収集 | ◎ | △ |
顧客ごとのクーポン設定 | × | ◎ |
抽選機能 | ◯ | ◎ |
配布数の制限 | ◯ | △(一日1,000件以上はシステムが必要) |
費用 | 1,000通まで無料 | 回数無制限で月額5万円〜 |
必要なIT知識 | ある程度必要 | 無くてもOK |
まとめ:新規重視ならTwitter、継続利用重視ならLINEで、売上拡大を!
今回は、LINEとTwitterのクーポン配布を比較しました。
LINEのクーポン機能は低コストで分析機能も備わっているので、すでに「友だち追加」している人が多いなら、これがベストだと思います。
しかし、新規ユーザーの獲得には向かないので、来客数を増やすなど拡散アップを目指すなら、Twitterでのクーポンも取り入れた方がいいでしょう。
つまり、私が強くオススメするのはLINE と Twitter のクーポンを掛け合わせた「ハイブリッド利用」です。Twitterのクーポンを情報拡散のブースターとして利用し、そこで獲得したユーザーをLINE のクーポンへ誘導するのです。
その詳しい方法については、また別の記事でご紹介します。
(すぐに知りたい方は、PARKLoTへお問い合わせからお気軽にお問い合わせください)
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
クーポン配布でお悩みの方にお伝えしたいこと
クーポン配布をWebで始める時にオススメなのは、Twitterを利用することです。その理由は、Twitterの「リツイート」による拡散力が高いこと。
ユーザーのタイムラインに店舗のアカウントが表示されるため、より多くの人に情報が届き、フォロワー獲得に効果的です。
数あるTwitterクーポンの中でもオススメなのはPARKLoT。
参加者の抽選からクーポン配布まで全自動で完了するので、クーポン配布作業が一気にラクになります。
また、他社のインスタントウィンツールでは、クーポン配布回数に制限がある場合がほとんどですが、PARKLoTは回数無制限で何種類でもクーポンを発行することができます。
他社では月額100万円以上の費用設定も珍しくありませんが、PARKLoTは初期費用無料、継続しやすい月額5万円です。
クーポンを検討中の方は、PARKLoTをぜひご覧ください!
キャンペーン開始まで最短2分です!!お問合せもし くは無料相談も承っております。
この記事のライター
島田旬子
PARKLoTマーケター兼フロントエンドエンジニア